江戸を斬る 梓右近隠密帳「お艶(おつや)」
江戸一番の売れっ子の踊り子。橘町のお艶といったら知らないものはいない程知られているらしい。
実は元海産物問屋“田島屋”の一人娘で、番頭だった新助(松山英太郎)と行動を共にすることが多く、店をつぶし、父を殺した仇を密かに探していた。第5話にてその仇、淡路屋(内田朝雄)を見つける。5年前、田島屋は抜け荷の疑いでつぶされていた。しかしその抜け荷の疑いは競争相手の淡路屋の企みであり、お艶の父親も牢で毒殺され、父親の書いた身の潔白を記した手紙も闇から闇に葬られてしまった。さらに仇を探してた間に母親も京で病死してしまったのであった。そして今になってやっと仇を見つけ、たまたま抜け荷の関わりがあった事件を取り扱っていた梓右近(竹脇無我)に協力してもらい、念願の仇二人の“首”までは取れなかったが、“髷”を父親と母親の墓に供えることができたのであった。
右近には全面的に協力し、頼まれれば芸者という職業を利用して自分の働いている店に来た悪党の話を聞いたりする。時には囮になったりもするがなぜか悪党に見破られることが多くよくピンチに陥る。最終回では、よくわからず守った老人(実は右近に関わりのある老人だった)を庇って由井正雪(成田三樹夫)配下、林(伊吹聡太朗)に捕まり拷問を受けていた。
第1話で右近に助けてもらったからなのか、お艶は密かに右近に惚れている。右近に惚れてるのは他にも小夜(榊原るみ)、奈美(松坂慶子)といるのでこの3人の恋は結構前途多難だったりする。

お艶出演話、1、2、3、4、5、6、8、10、11、13、15、19、21、23、24、26話

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