必殺仕事人シリーズ「加代」
必殺仕事人」29話から登場。
初めの頃は普通の娘のようなキャラクターだった。
元締、六蔵(木村功)の配下で主水(藤田まこと)達仕事人の情報係。元締のいる木更津へのつなぎ役で仕事の段取りも担当する。
「仕事人」29話で秀(三田村邦彦)を付けるところで初めて登場する。この頃はあまり重要なキャラではないのかあまり目立たない。しかし前に登場していた半吉(山田隆夫)より登場場面が多い気がする。
加代には意外と暗い過去があり10年くらい前に男に弄ばれたという過去を持っている。(53話)親に決められた相手だったが所帯を持ってもいいと思った相手を殺してしまったという過去もあった。(80話)
囮になる時は自分の美貌をいかし、敵を色香で誘い出すことが多い。なぜか相棒のおしま(三島ゆり子)はこの加代と比べられてしまい、ばかにされるという面白い場面が多数あった。
後に仕事人が解散した後は六蔵の元を離れ、一人に。再び仕事人が結成された後は完全に主水チームの情報係となる。いつの間にか前よりおしゃべりになり、がめつい性格に変貌していた。私なりに考えたことだが、「新仕事人」1話でボロボロな格好で主水に「苦労したんだよ〜!」と言ってたのでお金が大切だとわかり、そんな苦労からお金に執着することにしたのではないかと思った。「新仕事人」3話で有名な「よろず屋」(何でも屋)を開業。
「III」では完全におばさんキャラに(笑)バイタリティあふれる性格になったのもこのあたりから。しかし敵を美貌で誘い出すことはやはり多い。
「IV」、「V」では順之助(ひかる一平)と投石器での援護に回っていた。よく「「III」での敵を誘い出す役の方がよかった」という意見を聞くが、私も同じ意見。
「激闘編」では江戸に残った“闇の会”に主水チームの代表として出席する役を務める。何も考えずに仕事を請けてくるところは呆れもするが、もっとも加代らしいところだと思った。ハードなストーリーになって加代も少し引き締まったキャラになったような気が、私はした。

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