女忍かげろう組シリーズ「艶(えん)」
大奥、春日局(藤間紫)の配下である、服部半蔵の孫の陽炎(多岐川裕美)率いる女忍者軍団“かげろう組”一番。つまり陽炎の一番配下である。
かげろう組は一人一人自分の色のギヤマンを持っており、陽炎は紫、艶は青い簪、というように自分のギヤマンを使って術を使う(第1作目)。2作目からは艶のみがギヤマンを使用。艶は青の色が主なようで普段も青系統を中心に着物などを着ている。
性格は、姉御肌で、名前通り妖艶で何かと謎なところもあり。そして転んでもただでは起きない女である。普段から色気を漂わせていて敵も簡単にひっかかる。忍者なのであたり前なのかもしれないが勘が鋭い。第1作目にて開かれていたどばのいかさまをすぐに見破っていた。
彼女は単独行動が多く、仲間とおち合うことはまずほとんどない。陽炎とのつなぎも必ず文。まず顔をあわせることはない。私としては1回でもいいから陽炎と一緒に行動してほしかった。
なぜか、いつも相手にする敵がものすごく腕のたつ人物なので必ずといっていいほどピンチに陥りやすい。誘われた船では敵を仕留め、なんとか放たれた火から脱出したものの忍び賀意頭領に目を付けられていたため多勢に無勢で取り囲まれピンチに・・・(第1作目)。捕まった殿様を助けようとしてその殿様の所へ向かう途中、既に艶の正体を見破っていた敵に鉄砲を向けられ逃げ切れずに撃たれたが、なんとか逆に相手を倒し、殿様を助けようとしたが結局蜘蛛男に見つかり縛り上げられ拷問を受けるはめになっていた(第3作目)。しかし、彼女は転んでもただでは起きないところも披露。蜘蛛男に捕まって結局敵の思惑通りに進んでしまい、そして拷問を受け力も気力もない艶は蜘蛛男にとんでもないことをされそうになったが、最後の気力を振り絞り、脚で蜘蛛男の首をボキリ!(第3作目)私はそこで思わず「すごい・・・」と声に出てしまった(笑)
第1作目で敵に囲まれピンチになった時、柳生十市兵衛(伊吹吾朗)に助けてもらったのをきっかけに艶と十市兵衛の仲がいつの間にかものすごくよくなっていた。第3作目で酒に誘った十市兵衛に彼女は「これ(酒)だけ?」となんともあやしい言葉を出していた(笑)

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